各学年の道徳の授業では「考え、議論する道徳」をめざしています。自分の考えをしっかりと持ち、友達と関わりながら考え、議論することを通して、様々な見方や考え方にふれ、よりよい自分の生き方につなげていくことをねらいとしているからです。様々な題材の中には、必ず自分自身の生活とつなげて考える場面があり、自分事として課題をとらえながら考えを深めることができるようにしています。低学年の児童でも、だんだん自分の気持ちや考えを長く話せるようになってきています。子どもたちが日々がんばろうと前向きに行動する力の元には、道徳の時間で培った心の成長があると信じて授業づくりに励みたいと思います。